おおらかな空間を持つ平屋 – 大津市

おおらかな空間を持つ平屋

住まいのコンセプト

住まい手さんは子供さんが独立されたご夫婦。 最初は2階建てで仏間がある家と考えておられましたが、いろいろ検討するうちにお二人がゆったり暮らせる快適な家というところにポイントが絞られ、平屋になりました。木組みのしっかりと組まれた安心感という点も重要視されておられましたので、丸太の小屋組みをLDK全面に表し、18坪のお家にもおおらかさを出しています。内部は大きな空間であっても、外観は既存の瓦葺の擁壁とのバランスを考え、可能な限り道路に対して高さを抑え、落ち着いた雰囲気になるよう工夫しています。(設計士:市川由美子)
玄関は少し高さを抑えて、LDKとのギャップを楽しむ
LDKは丸太組のおおらかな空間
梁から奥がベッドスペース
設計期間2013年3月から2013年9月
工事期間2013年11月から2014年3月
構造規模木造平屋建て
床面積1階:60.15㎡
延床面積:60.15㎡(18.2坪)
仕上げ屋根・・・いぶし瓦葺き 一文字葺き
外壁・・・合成樹脂エマルジョン系うす塗仕上げ
玄関廻り・タイル貼り
内部床・・桧フローリング張り
内部壁・・薩摩中霧島壁塗り
天井・・・杉野地板表し